Fascination N−D−File
恐怖の館

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赤い部屋(あかいへや)は、都市伝説のひとつである。

概要

インターネット上に存在する赤い部屋というサイト、あるいはポップアップリンク。それを見た者は死が訪れるとされる。ビジュアルノベルの体裁をとってこの話の紹介とちょっとしたサプライズを実際に製作した人物も居る。

内容

この都市伝説はいくつかのパターンが存在する。また、同タイトルであるが全く違うパターンも存在する。

  • ポップアップバージョン
  • ある少年が学校の放課後、友人からインターネット上に「絶対に消してはいけないポップアップリンクがあるがある」という話を聞く。本当の事なのかどうか確かめようと思い、家に帰った後一人でインターネットを始めた。はじめは、自分のお気に入りのホームページを見て楽しみ、それに夢中で噂の事などすっかり忘れていた。と、その時。「あなたは、好きですか?」いきなりこの静けさを切り開く、不気味な声とともに、真っ赤な色をバックにこのようなポップアップリンクか現れた。当然のように少年は驚愕し、とっさにさっきの噂を思い出した。それでは、「本当に消してはいけないのか?」「消したらどうなるのか?」という考えが頭をよぎり、実際に消して見る事にした。そのポップアップの閉じるのボタンを押した。「あなたは、好きですか?」また、さっきと同じポップアップが現れた。いったい何なのだろうと思い、閉じるボタンを連打したが、消える・現れる・消える・現れるの繰り返しだったが、ある事に気づいた。それは、よく見るとポップアップの赤い背景の中央に一本の線が入っていて、その線を境に左側の文字がずれて、線から「赤」という文字が出てきているのがわかった。いったんマウスから手を離してポップアップを見ていると、なんと、閉じるボタンを押していないのにさっきの消える・現れるの動作を繰り返した。そのたびに左側の文字がずれて、どんどん新しい文字が出てくる。「あなたは、赤い部屋が好きですか?」あの不気味な声でこのような文字が現れた。その直後にパソコンの画面が切り替わり、人の名前がたくさん並んだ真っ赤な画面があらわれた。恐ろしくなって、パソコンを強制終了させようとしたが、なぜか体が動かない。いくらもがいてもまるで金縛りにかかったかのように身動き一つできない。後ろに何かがいる。少年はそう感じた。そして後ろにいる「何か」は、その少年に襲いかかり、少年は魂を抜かれた…
    • ある女の子がインターネットで最近耳にしたポップアップリンク「赤い部屋」を目撃する。するとそこには多数の人間の名前が表示されそこには同級生の名前も記されていた。怖くなって消そうとするがなかなか消せずいつの間にか女の子の意識は遠のいていった。その後、女の子は気を失っていたところを家族に発見され意識を取り戻す。夢か何かだと思っていた女の子が翌日学校に登校すると前の日に「赤い部屋」に名前が表示されていた同級生が謎の死を遂げた事を知る。
  • 赤い内装の家バージョン
    • ある雨の日にタクシー運転手がずぶ濡れの女性を乗せた。その女性の指示通り山奥まで乗せて行くが、不審に思った運転手が女性のあとをつけると古びた家にたどり着いた。運転手がドアの鍵穴を覗くと中は真っ赤に染められていることしか見えず恐怖を覚えた運転手は山を降り、帰りに寄ったふもとのラーメン屋の主人にこの話をすると赤い瞳の女性の存在を聞かされる。
    • 上記の話には運転手の車がタクシーではなかったりその女性が幽霊の場合もある。
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