Fascination N−D−File
恐怖の館

戻る

インドシナ半島の付け根西部に位置するミャンマーがまだビルマと呼ばれていた頃に最南端のエーヤワディ(イラワジと言う表記有り)海域に巨大なワニに似た怪獣が現れたと言う。

1860年、ラングーンの新聞社で編集長を勤める英国人ジャーナリストW・H・マーシャルはネメシス号に乗り込んでアンダマン海に面するエーヤワディ川の河口をクルージングしていた。すると、かなりの速度で泳いでいる巨大なワニのような動物を発見。そのワニ怪獣は潮流に逆らっていた為にぶつかる波により上半身が海面上に持ち上がり、かなりの部分を見れたと言う。
驚くのはそのサイズだった。13mは確かだったらしい。近辺に生息するイリエワニ等のクロコダイルは4〜6mほどだ。明らかにその倍以上はあったと言う。長年生きて巨大に成長した老ワニなのか、それとも魚竜モササウルスの生き残りなのか。ベルギーのUMA研究の大御所ベルナール・ユーヴェルマン博士はタラトスキアと言う白亜紀の海ワニの生き残りでは無いかと仮説を立てている。
inserted by FC2 system