戻る

制作費 不明
公開日 2004年5月17日
(メキシコ)
これは世界の異常気象をテーマにした映画。
竜巻や巨大雹や異常寒波や津波等が地球を襲うシーンは圧倒的な一言。

竜巻のシーンでは一度に5つぐらいの巨大な奴らが街を襲う。
手当たり次第の建物を破壊して吹き飛ばす。
放送陣も飛んでくるゴミ等に襲われて大変だった様子だ。
あれだけの巨体に襲われたら人間はきっと助からないだろう。

巨大雹のシーンでは野球ボールの2倍ほどのサイズの雹が
大軍となって街に降り注ぐ。
建物は容赦無く破壊。
人民達にも凄まじい打撃を与える驚異的な凶器。
あれを直撃したらただでは済まない。

津波のシーンではあの液体が悪魔となって街を飲み込む。
高層ビルだって軽々と自分の一部にしてしまう。
地面でうろたえている人間だって勿論食い尽くす。
内部に逃げ込んでも結果は同じ。

異常寒波のシーンはその絶対零度が生物の生命活動を停止させる。
襲われた者は見事に身が震え、やがては寒さも感じないほど
凍らされてしまい、最終的には自分の身体と分かれる運命を辿る。
また、更にレベルが上がると今度は壁等の物も凍りつき、
徐々に奥へと迫るまるで生き物のような形態となる。
その姿の無い怪物に残された人間はただ逃げるしか出来ない。
そして、炎を準備するしか手は無かった。

物語の後半で凍える水から脱出して
凄まじい寒気に襲われているサムをローラが抱きつくシーンがあったけど、
あれは彼女曰く、自らの体温でサムを守ったとの事。
だけどあれは別の意味では・・・。

そして生き残った人間達は異常気象に襲われなかった世界へ
逃げ込んでそしてエンディングだったっぽい。
inserted by FC2 system