σ Nightmare invoke funny dance.
ζ 地獄の炎は危険な娯楽。
σ Assault weapon will laugh to bake their body.
ζ 相手を炙るその行為は、笑いを隠さずにいられない。
σ Destruction objects are prepared kindly.
ζ 探す必要は無い。もう目の前に置いてあるのだから。
σ The flames of hell produce cruel, beautiful works of art.
ζ 獄炎こそが至高の芸術作品製作者なのだ。
▲ ▲▲ 青い亜人の挨拶は、これからである/CONDUCT MUZZLE ▲▲ ▲
▽ ▽▽ 灼熱の炎 放射される焦熱/ADMIRATION GASEOUS FUEL ▽▽ ▽
「来やがったな……」
エルシオの呟きは誰の耳にも入らず、その頃には他の四人は身を小屋の外へと逃がしていた。
勿論エルシオだって留まっているはずが無い。
■■四人と一匹は
●●○謎に包まれた古の小屋/PAST BLOCK●●○
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
●○●暖色が支配する岩に満ちた荒地/DRY PALACE●○●
唯一の小屋は襲われたのだ。
▽▲
だが、今はそんな事よりも無事に脱出した者達の行方を探るのが先だ。
ロッドを吠えさせた
「これからもっと楽しくなっぜ……」
次に入るべき行動は、四人への警戒体勢。
「勝った気でいんじゃねぇぞ!!」
―◆フローリックだ!
双角竜の甲殻を用いた重装備ながらも、重苦しさを見せ付けない程に疾走し、
デストラクトを正確に狙い定めるのだ。
銀色に光り輝く刃、斬破刀が今、真上から振り下ろされる瞬間だ!
―ガキィン!
銀色の刃は、金色のロッドの非常に長い柄の部分によって見事に防がれる。
「んな事まだ決める事じゃねぇだろ?」
銀色の刃を余裕気な表情で防いだまま、勝敗の行方を決定するにはまだまだ早すぎるとデストラクトは口に出す。
漆黒のサングラスがその笑みの裏にとある恐怖を生み出してくれる。
▽▲ 金色のロッドに力を込め…… ▽▲
「まだ楽しい時間は始まったばっかだぜぇ?」
右腕でロッドを薙ぎ払うように強引に振り、互いの距離を開く。
実は
「うぜぇよ……」
自分の力を跳ね飛ばされ、フローリックは苛立ちによって呟きを見せるが、
まだ目の前の
「『うぜぇ』なんて言っちゃダァ〜〜メっ!!」
◆■ ロッドをまるで棍棒のように振り回す! ■◆
子供のような無邪気にも見える発言を飛ばしながらも、デストラクトの攻撃は納まる事を知らないのだ。
単純に殴りつけるように、フローリックを狙うが、狙われた側は見事に刃を使って受け流し、そして防ぐ。
★★★いくらデリケートでもこれくらいの防御は出来るはず☆☆☆
飛竜戦ではガードには向かないと伝えられているが、
人間――に似た種族――の攻撃くらいは防げるはずだ。
――太刀を馬鹿にするでは無いぞ!
「遅れてソーリーだぜ!」
■◆ 登場! ジェイソン! ◆■
燃え上がる小屋の影から飛び込んできたのは上半身裸の雪獅子装備の褐色の肌の男である。
風のような俊足の速度で
▽ 手早く金髪の男と青い亜人の間に乗り込み……
「ああ!」
フローリックは短い言葉を投げるが、内部の意味は深いものに違いない。
――礼と、これからの援護の期待、その他色々だろう
▽ 両手の剣で両側から包み込むように襲う!
「テイクディスだぜ!!」
黙って突っ立っていれば確実にジェイソンによって頭部を引き裂かれていたであろうが、デストラクトも決して甘い存在では無い。
「んなもん当たっかよぉ!!」
■□
だが、デストラクトは恐らくは持ち前と言うあれであろう、
素早く後方へ身を逸らし、同時に後方へと飛ぶ事で
ジェイソンの斬撃を見事に回避する。
―>
「ネクスト忘れんなよ!」
ジェイソンの一撃は決してそれが
もし
次に再び
●△ だが、次に注ぐべき箇所は…… △●
両腕の先にある双剣
「ふん!!」
■◇ 右足が持ち上がると同時に身体が宙を回転する! ◆□
下からデストラクトを持ち上げるように蹴り飛ばそうと言う、
その咄嗟の発想が生み出した身軽
「おわっ!!」
―>★ しかし、デストラクトも『咄嗟』と言う思案を忘れていなかったのだ
使い
――危うく顎を蹴り飛ばされかけるも
――ヴァナプラスタの柄が上手く防いでくれた
横に倒されたからこそ縦から迫る
★★☆ だが…… ☆☆★
ジェイソンの
その光景はまさに……
χ
しかし、防がれては
とは言え、いくら
「かっけぇじゃねぇか……」
結局
武器が強ければ本人は弱くても別に構わないのだ。
人と言うものは、重厚で精密な兵器によってその影が薄くなる、
途轍もなく小さな存在なのだ。
そう、デストラクトは……
θ 実はとっても弱いのだ!! △△
………… んな訳ねーだろ、バ〜カ
………… 弱いとか言ってっと、すげぇ事なっぞ、おめぇらぁ
■●>
「
σ τ 一気に解放されたように、炎が吐き出される!/SEVERE HEPHAISTOS τ σ
―ブォオオオオ!!
まるで獲物に飛びかかる
★★
「あぶねっ!」
「ワオ!」
今まで
▽ ▼ だが、軌道を逸らすぐらい、
――両手に少し力を入れれば放射したまま発射角度を変えられる
――とりあえず
★☆ とは言うものの、
☆★
―ピィン!!
「んだ?」
デストラクトのサングラスの後ろに映っているであろう目は確実に細くなっている。
その一瞬の間に誰かの声が届く。
「おれら忘れんなよ!」
彼の行動が二人を救ったのだ。
「あいつだったの……!」
邪魔者の正体が分かった所で、彼に油断出来る時間は与えられない。
デストラクトは再び放射させようとするも、とある何かが飛び込んでくる。
▲
それは、ハンターとして持つべき能力。
機動力は原点を凝視すれば最も重要な要素。
長所を極限にまで追求した場合、このようになるのだ。
――デストラクトの理解の言葉を途切れさせ……
――ジェイソンの隣を
――いよいよ銀色の剣の出番だ……
「はぁああ!!」
再発途中だったロッドは重力にある程度従い下へと下がり、そしてその者はそこを狙い、右腕を攻撃体勢に入れる。
「私も忘れないで!!」
―>
この台詞を見る限り、スキッドに続こうと言う意思があったものと考えて良いだろう。
▽ しかし、デストラクトも無礼られては無理がある △
左手だけで
世の中武器だけが強さでは無いのだ。
「分かったよ、にしても乱暴な
拳を受け止めたままで、デストラクトは世の中には
いざ闘いになればそんなもの捨ててしまうんだなと思ってみる。
そして、それに拍車をかけるような
「敵同士だから、許して!!」
▲▲△
▲△▲ デストラクトの引き締まった胸部に向かって…… ▲△▲
△▲▲ 両足裏で蹴りつける!! △▲▲
△△△ この一連の動作を非常に素早くこなし…… ▽▽▽
FINISH!!
υ 最後は
――
「まぁた手荒な……。まいいや、こっから楽しくなっかもな……」
クリスの反動で軽くよろめくも、決してそれは弱みを
四人が揃った事により
デストラクトのお遊びは、これからなのかもしれない。
「いいじゃねぇかお前ら、んじゃ、次オレ行くぜ!!」
空中で後方一回転しながら綺麗に着地するクリスを軽く視界の端に入れながら、
フローリックは自分の力強さを再度確認させてやろうと斬破刀に力を込め、デストラクトへ狙いを定める!
「だから正面は危ねぇって学習しろよ!?」
▲▽ 愚かにも、真正面から向かっていたのだ…… ▽▲
真っ直ぐ迫ってくるフローリックを迎撃するには、
やはりこの攻撃しか無い……。
―>
今、発動!
なんてさせる程甘い世の中では無いかもね♪
「学習ぐれぇしてるっつの」
フローリックの返答の後に現れたのは、
彼の出した返事には、
その証拠に出てきたのは……。
「オフコースだぜ!」
フローリックの背後から現れたのは、褐色の肌が特徴的な、ジェイソンである。
★フローリックをまるで
>ゴツゴツとした双角竜の武具から豪快に飛び
>空中から奇襲をかけるように……
>一旦両腕を交差させる……
「うぜぇ……」
●▲ その小さな呟きに含まれる
折角獲物は一人だけだと思ってたのにどう言う訳かもう一人目の前の男を飛び越えてやって来た。
片方を狙っていれば、もう片方にやられてしまう。
それだけ一瞬の出来事なのだから。
流石に相打ちになっては敵わないと考え、まずは防御に専念する方が確実に良い方向であろう。
○△ そんな想いも既におしまいを告げる ▲●
―ガキィン!
▲ まずは素直に
「おらよっ!」
ジェイソンの気合が僅かながら上乗せさせられているような気がするが、
とりあえず防げた事に素直に喜ぶのがいいだろう。
「連携プレイなかなかじゃねぇ……」
一度、デストラクトは素直に関心して見せるも……
π 所詮は
「かよぉおおおおおお!!!」
――強引に縦に力を入れて双剣を押し剥がし、
□□
「デンジャーだぜっ……!」
正面が死の会場と化し始めた事を理解したジェイソンは
危険である事を小さく呟きながら横へその身を回避させる。
κ 細く、でも本体より長く吐き出される
スリムでも、相手を焼くには充分な
だが、しかし、迫力の小さい外見には理由があるに違いない。
「はははははぁあ!!」
デストラクトの笑い声に続き、次はフローリックの声が走る。
「あぁ? あんにゃろう逃げやがったぞ!」
●□ フローリックの言葉は正しいものだ ●□
δ
デストラクトは足元にブーツの跡を引っ掻くように残しながら
どんどん後方へと
▲ まるで、武器が
「逃げるなんて卑怯だぞ!!」
下がっていくデストラクトを逃すまいと、スキッドは自分のボウガンを吠えさせる!
α
―ピュゥン!!
「当たっかよ……」
それは、軽く炎の放射角度をずらされ、回避されてしまう。
β
―ピュウン!!!
「だぁから当たんねっつの……」
スキッドを小馬鹿にするかのように、デストラクトは
未だに後方へ下がりながら呟いて見せる。
>★そんな頃……★<
「あれ? そう言えば、エルシオさん……」
クリスの心中で、今日始めて出会ったあのアイルーが思い浮かぶ。
今の所全く姿を見せず、行方が想像出来ない……。
ψ
「俺は別に逃げてるだけじゃねんだぜ……」
さっきまで下がり続けていたデストラクトだが、頭の中でとある変更を考え出す。
ι 今まで逃げてた分を取り戻さなければ……