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プロローグ

 ソウルエッジの痕跡を消し去る旅の途上、愛剣に生じた異変
の原因を調べるため、バレンタイン邸に帰ってきたアイヴィー。

 邸宅の錬金室で、資料のために買い込んだ古文書を吟味して
いた彼女は、邪剣に関して極めて詳細に記述された一冊に、強
く興味をそそられる。

 それを読み解くうちに、彼女は「霊剣」ソウルキャリバーの
記述に行き着く。邪剣の力を抑え、これに立ち向かうために力
を貸すという剣…。

 だがある時、沈思黙考する日々を送るアイヴィーは屋敷に突
然の侵入者の気配を感じる。扉の方を見ると、大鎌を携えた男
の姿があった。

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