プロローグ
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姉に代わってソウルエッジを破壊すると心に決め、勢いに任
せて故郷を飛び出したカサンドラ。だが、強い邪気に包まれた、
とある山あいの街を調査している時に、ヘパイストスの神殿か
ら持ち出した剣と盾にヒビが入るというアクシデントに見舞わ
れる。
一瞬弱気になった彼女だが、すぐに気を取り直し、鍛冶屋で
ある義兄ロティオンに相談するため、一旦ギリシャへ帰ること
にした。
…だが、故郷に戻った彼女は、姉ソフィーティアが、自らの
意思で再びソウルエッジ破壊の旅へ出たことを知らされる。
姉の力になり、側に立って支えてあげよう。誓いを新たに、
カサンドラは義兄から新たな武具を受け取り、再び旅路へと赴
く。 |
EPISODE1 |
エウリュディケ神殿 |
ENEMY |
REVENANT |
姉さんがまたいなくなった。あの神さま
はいつもそうだ。カサンドラはヘパイスト
スの神殿へと走っていた。ギリシャを発つ
前に、一度文句を言いに行かなければ気が
済まない。
教刻の後、カサンドラは神殿を去ろうと
していた。不意に寒気を感じ、彼女は辺り
を見渡す。人ならぬ気配だ。正体不明の敵
に備え、彼女は武器に手を伸ばした。 |
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EPISODE2 |
エウリュディケ神殿 |
今や骨人形は動かぬ骸と化して床に倒れ
ている。カサンドラの武具に最期まで手を
伸ばそうとしていたところから察するに、
聖なる鉄が目的だったようだ。だが、これ
は所詮骨人形。何者かが裏で操っていたの
は間違いがない。誰かという疑問はあるが、
今は姉さんを追わなくてはならない。
…だが、本当に放っておいていいものだ
ろうか? 彼女は不安になった。 |
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