Fascination N−D−File
ソウルキャリバーV

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プロローグ
姉に代わってソウルエッジを破壊すると心に決め、勢いに任
せて故郷を飛び出したカサンドラ。だが、強い邪気に包まれた、
とある山あいの街を調査している時に、ヘパイストスの神殿か
ら持ち出した剣と盾にヒビが入るというアクシデントに見舞わ
れる。
 一瞬弱気になった彼女だが、すぐに気を取り直し、鍛冶屋で
ある義兄ロティオンに相談するため、一旦ギリシャへ帰ること
にした。
 …だが、故郷に戻った彼女は、姉ソフィーティアが、自らの
意思で再びソウルエッジ破壊の旅へ出たことを知らされる。
 姉の力になり、側に立って支えてあげよう。誓いを新たに、
カサンドラは義兄から新たな武具を受け取り、再び旅路へと赴
く。
EPISODE1 エウリュディケ神殿
ENEMY REVENANT
 姉さんがまたいなくなった。あの神さま
はいつもそうだ。カサンドラはヘパイスト
スの神殿へと走っていた。ギリシャを発つ
前に、一度文句を言いに行かなければ気が
済まない。
 教刻の後、カサンドラは神殿を去ろうと
していた。不意に寒気を感じ、彼女は辺り
を見渡す。人ならぬ気配だ。正体不明の敵
に備え、彼女は武器に手を伸ばした。
EPISODE2 エウリュディケ神殿
 今や骨人形は動かぬ骸と化して床に倒れ
ている。カサンドラの武具に最期まで手を
伸ばそうとしていたところから察するに、
聖なる鉄が目的だったようだ。だが、これ
は所詮骨人形。何者かが裏で操っていたの
は間違いがない。誰かという疑問はあるが、
今は姉さんを追わなくてはならない。
 …だが、本当に放っておいていいものだ
ろうか? 彼女は不安になった。
DOUBLE BRANCH
骨人形の操り手を探す。 姉を探す。
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