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黒海には50mもの長さを誇る超巨大な大海蛇が住んでいるとされている。
年代は不詳。旧ソ連時代、ソ連科学アカデミーの海洋生物学者アレクセイ・ゴルベフ博士ら13名の研究者が潜水艦アカデミック・シルショフ号で3ヶ月に及ぶ国会の調査を行っていた。その最中に水深300mくらいの地点で直径3m長さ50mと言う巨大な海蛇が現れた。そして、博士達の搭乗する潜水艦にぶつかるのだった。それはまるで中世のシーサーペント伝説のように非現実的なサイズで驚いたと記録されている。

同乗していたイワン・シルコフ博士の観察によればコブラに似た頭部は直径3mもあり、牙もあったと言う。潜水艦は調査中に3度、大海蛇と遭遇したとされている。その際に撮影に成功したらしいのだが、その写真は公開されていない。

ロシアやトルコ、ウクライナ、ブルガリア等、多くの国に囲まれた黒海はまるで巨大な湖のようだが、イスタンブールのボスポラス海峡からマルマラ海、またそこからチャナッカレ海峡を通ってエーゲ海、そして地中海へと通じているれっきとした海なのである。エーゲ海でコナン・ドイルが見た怪獣や北アフリカ沿岸に出没する地中海の大海蛇等と関係があるのだろうか。
50mは非常に大きい事で研究者達を驚かせている。発見出来ればそれは世界最大の生物となる。話半分でも25m、シロナガスクジラ並である。
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