Fascination N−D−File
恐怖の館

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2004年8月にノルウェーの首都オスロから170キロ南西にあるセヨール湖で怪獣セルマらしきものがビデオ撮影されて同時に鳴き声も録音された。セルマは巨大化した蛇だと言う見方もある。
実に1750年頃から目撃記録が残ると言うこのUMAセルマの姿を追っているのがスウェーデンに本拠を置く「グローバル・アンダー・ウォーター・サーチ・チーム」の代表ヤン・スンドベルだ。
毎年夏になると彼らは怪物を捕獲する為に特製の罠を仕掛ける。スンドベルは仮に捕獲に成功したらDNAのサンプルを採って写真撮影をした後に湖に再び放すつもりだと言う。

「まるで巨大なタイヤのような物体が突然湖面に出現してゆっくりと移動していきました。よく見るとそれは体長10〜15メートル、牛のような頭を持った生き物だったのです。怪物は私達に顔を向けたのですが、目や口は確認出来ませんでした。」

2001年8月。湖面で釣りをしていた時セルマを目撃した父子はそう語っている。
  • そして再び・・・
2004年1月、セルマの棲息を裏付ける証拠が見つかった。ライオンを思わせる肉声が録音されたのだった。専門機関で声紋分析した所によると大型哺乳類の物と結論された。
更に同年8月にスンドベルのチームは湖面に浮かび上がった怪物の姿を遂にビデオ撮影する事に成功してその一部を公開した。残念ながらセルマと思しき生物の輪郭はピントがぼやけてるがそれについてスンドベルは次のように語っている。

「低温の湖中から浮かび上がった怪獣の冷えた皮膚が突如夏の暖かい外気に触れ、その温度差から輪郭が蜃気楼のようにぼんやりとして写ってしまったのだろう。」

写真は小型のセルマが湖の中に消えていく所で体長は0.5〜1メートル。セルマの幼体だった可能性がある。
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