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プロローグ

 「救国の剣」ソウルエッジの探索を続け、明帝国内を旅して
いた成美那(ソン・ミナ)は、臨勝寺の棍術に興味を持つ。
だが、臨勝寺は数年前に壊滅しているらしい。そこで、その
武術師範であった人物の住処である石窟寺院を訪ねる。

 そしてその人物、エッジマスターとの手合わせで完敗した
ミナは、その厚意を受けて老人のもとで修行に励んでいた。

 だが、ミナはエッジマスターから、ソウルエッジは邪剣で
ある、という驚くべき事実を聞かされる。ユンスンにもこの
事実を知らせなければならない、と考えたミナは、大急ぎで
旅の準備を整えた。

 ミナは、元気良く老人に別れを告げ、剣聖の庵を後にした。

EPISODE1 剣聖の石窟
ENEMY SWORDSMAN
 老人の庵を出て西へと歩き出したソン・
ミナは、庵に向けられた殺気に気づく。ど
うやら剣聖を倒して名声を得んとする輩ら
しい。もっとも、気配を押さえることもで
きないようでは、腕のほうも知れている。
老人の相手ではあるまい。
 だが彼女は考える。ここは恩返しという
ことで、さくっと片付けてしまおう!
EPISODE2 剣聖の石窟
ENEMY SWORDSMAN
 さて、西に向かうとは言ってもどこへい
けばユンスンに出会えるであろうか。彼は
ソウルエッジを求めて旅しているはずだ。
つまり邪剣を追えば、自動的にユンスンの
先回りをする形になるのではないか?
 しかしソウルエッジを探すのは容易では
ない。過去二度の経験から、彼女はそれを
知っていた。どうするべきか?
DOUBLE BRANCH
ソウルエッジを探す。 ユンスンの足取りを追う。
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