Fascination N−D−File
恐怖の館

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ある女性が帰宅すると内部で焦げた臭いを感じた。火事かと思い、必死で家中を見回ったが、特に変わった所は無かった。しかし、部屋で黒い燃えカスを見つける。それはさっきの焦げた臭いだ。しかし、女性は大して気にせず、そのままゴミ箱へ捨てる。

それから燃えカスのような物質は頻繁に部屋に現れるようになり、そしてある日の深夜、妙な音で女性は目を覚ます。見ると黒い何かが部屋で動き回っていた。焦げた臭いも充満している。それは全身が焼け焦げて真っ黒になった人間で、苦しそうに頭を何度も壁に打ち付けていたと言う。黒い焦げの破片を床に落としていた。そして女性は気を失った。

女性の前に済んでいた住人は焼身自殺をして亡くなったらしい。そして、女性はそのまま引越した。

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