Fascination N−D−File
恐怖の館

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これはある高校の地下体育館倉庫での話である。ある少女が用事を言いつけられ、倉庫内で作業をしていた。しかし、誰もいないと勘違いした用務員はその倉庫の鍵を閉めてしまう。帰宅しない少女の両親は捜索願を出すも、学校は盲点となっており、最終的に見つかる事は無かった。

そして新学期になって体育館倉庫の内部で死体が発見される。倉庫の入り口の壁には爪の跡が無数についていたと言う。それ以後、夜になると誰もいないはずの倉庫から壁を引っかくような音が聞こえてくるようになったと言う。
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