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邪剣が霊剣によって貫かれたその瞬間、ナイトメアの残骸と も言うべき鎧に、邪剣の意思は逃れていた。 肉体なき体を宿主としたために動くことすら不自由な状態で あったところへ、大鎌の男が現われる。 男は、秘術を用いて邪剣の気と地霊を織り合わせて実体とし、 ナイトメアの復活を手助けする。 新たな拠り所を手に入れたソウルエッジは、己の実体を維持 するため、そして自らの邪気を増すため、より強く、より豊潤 な魂を求める。 その道行きを定める狂った羅針盤が最後に指し示すのは、ソ ウルエッジ本体の解放であった。