Fascination N−D−File
恐怖の館
噂によって殺された有名人 下記の表に書かれた人物は噂によって勝手に殺された者達である。当然、まだ生きている。
死亡説の内部 有名人は有名であればあるほどテレビ等の出演が減ると死亡説が流れるようになっている。ビートルズの全盛期に流されたポール・マッカートニーの死亡説は有名。この死亡説は一部の大学新聞が妄想気味に流したのが発端だった。しかし、大概は自然発生的に流布されている。 日本のタレントの死亡説で有名なのは1996年9月頃に流れた志村けんの死亡説。病院名は栃木県立癌センターで、病名も癌と、具体的な死因さえ上げられ、「死んだ事は四十九日法要が過ぎてからでないと公表されない」「出演している番組は生前に撮り溜めしたもの」等と具体的な内容の噂へと発展し、「『だいじょぶだ〜』って言いながら自分が大丈夫じゃない」とか、「”アイーン”じゃなくて”にゅういーん”」と不思議な話も聞くようになった。この噂は東京スポーツ新聞で報道され、騒動が肥大化し、栃木県立癌センターが「志村さんはうちの病院には入院していない」と断言。その後の9月28日には志村本人がインターホン越しに生存記者会見をし、騒動は終息。 他にも高倉健の癌による死亡説や脳溢血による自室での孤独死等の噂が流れている。高倉健の場合はテレビへの出演が少ない上に映画と映画の間隔が開くと死んだと噂されてしまうのかもしれない。 また、2002年4月から12月の間の病気休養中に重病にかかって死亡したと勝手に決められたのは演歌歌手の坂本冬美。これもまた末期癌によってガリガリに痩せて死亡したと噂された。 誰かに殺される子供達のスター 16連射で「黄金の右腕」を誇った高橋名人も死亡説を立てられた一人であるが、その死に方が涙を誘うと言われている。ゲームセンターで16連射を披露中に暴走車両が突っ込み、それに轢かれて死亡したと噂された。死ぬ直前までゲームをプレイするとは名人の名前に相応しい死に様であり、感動も覚えた。この高橋名人は噂の立てられ易い人物らしく、「ゲームソフトを万引きして逮捕された」、「16連射はボタンに仕込まれた特殊な発条によるもので詐欺罪によって逮捕された」と言う都市伝説も存在した。当然根も葉も無い流言で本人はハドソン社長として健在である。 子供は自分の身近な有名人を勝手に殺したがるのかもしれない。NHK教育「たんけんぼくのまち」に出演していたチョーさんと言うおじさんタレントもまた自転車で全国を走り回ると言うキャラ設定から撮影中に崖から転落して死亡したと噂された。 また、まだ死んでいないのに早めに死亡速報を流されたのが村田英雄であり、これは都市伝説では無く、誤報の類だが、都市伝説メーカーの村田英雄らしい死に方で、最後まで豪快な逸話を作ってくれた。 可愛い動物に託される死 有名になった動物タレントも必ずと言っていいほど死亡説が発生する。中でも有名なのが映画『子猫物語』のチャトラン死亡説である。川を流れる危険なシーンの撮影で十数匹が死亡しており、結果的にチャトランと呼ばれた猫は数十匹となったとされる噂である。あまりにも衝撃的な内容で世間は動揺したが、これは間違った噂だとされている。オールナイトニッポンでビートたけしが披露したジョークが広がったのが真相だとされているが、今となっては不明。また、昨年公開された『子ぎつねヘレン』と言う映画に出演した狐は10匹いたらしい。撮影中にどんどん大きくなっていくのでヘレン役の狐には常に新しい子狐が用意されていたと言う。チャトラン複数説もこの撮影中に成長する理由から猫タレントが複数用意されていたのが噂を生んだ原因かもしれない。 |