Fascination N−D−File
恐怖の館

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この話はあるカップルが引っ越した友人に会いに行こうと、車で雨の夜道を走っている時に起きた都市伝説である。

2人は友人を懐かしみながら大通りを抜け、山道に入った。だが、霊感の強い彼女は苦しいと訴え始める。だが、カーナビには住所を入力している為に山道は正しいと彼の方は言った。だが、目的地に近付くに連れて彼女の様態は変貌していく。

そして、彼女が限界に達し、悲鳴をあげた瞬間、反射的に彼は車を急ブレーキ。彼女は外の空気を吸おうと、車を出るが、目の前に映ったのは崖だったのだ。もし彼女が悲鳴をあげていなければ確実に崖の下に転落していたに違いない。しかし、本当の恐怖はこれだけでは無かった。

車に戻った2人はカーナビから怪奇な声を聞くのだった。
『死ねば良かったのに・・・』

その崖は結婚を許されずに行き詰まっていた女性が自殺した場所であり、それ以後、原因不明の事故が多発していたポイントだったと言う。
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