戻る

スナッフフィルムは娯楽用途に流通させる目的でつくられた実際の殺人の様子が収められた映像作品の事。スナッフビデオスナッフムービー殺人フィルム殺人ビデオともいう。死体映像、解剖映像、事故映像、処刑映像などはこれに含まれない。今まで実際の殺人映像が収められたスナッフフィルムは表面化したことがなく、都市伝説である。主に映画などの題材として扱われる。

スナッフフィルムという言葉が初めて使われたのは、1971年に出版されたエド・サンダーソンが書いたマンソンファミリーを扱った書籍である。その本の中でサンダーソンはインタビューを行っているのだが、そのインタビュー対象者は実際にはスナッフフィルムを見てはいない。その後、知名度を得たスナッフフィルムは、様々な作品の題材に取り上げられている。特に映画『ギニーピッグ』は実際のスナッフフィルムだとチャーリー・シーンによって勘違いされ、FBIに通報されたというエピソードを持つ。

さまざまな殺人者は殺人の様子をビデオに収めている。たとえばドイツの殺人者アルミン・マイヴェスは殺害の一部始終をビデオに収めている。しかし、これは厳密な意味でのスナッフフィルムに当たらない。なぜなら「娯楽用途に流通させる目的」には当てはまらない為である。

inserted by FC2 system