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ターボばあちゃんは、都市伝説の一つ。全国的に見られる。

トンネル内を車で走っていると、突如窓を誰かに叩かれ、見ると自分の車と並走する老婆がこちらを見ていると言う話。ばあちゃんというのは一例で、ばあさん、ばばあなど地域によって呼び方は異なる。同じくターボも、ダッシュ、ジェットなどの変化が見られる。また、男性の場合もあり、「ターボじいちゃん」などと呼ばれる。

基本的に無害で、走る以外の行動は取らない。但し、目が合ったドライバーは目を合わせたまま首が動かなくなり事故を起こして死んでしまうという話も存在する。

バリエーションとして、高速道路をバイクで走行中に、気が付くとバスケットボールをドリブルしながら併走し、ボールをチェストパスで運転者に投げつける「バスケばあちゃん」というのもある。こちらは悪意があり、うっかり両手でパスを受け取るとバイクが転倒し、無視してもボールボールをぶつけられて転倒し、どちらにしろライダーは死んでしまう。

また、山道を走行中に突然ホッピングに乗って目の前に落下してきて、そのまま大ジャンプで車を飛び越す「ホッピングばあちゃん」というのもある。これは悪意があるか微妙で、驚いてハンドル操作を誤らなければ、それ以上何かしてくる事はないが、誤ればやはり事故を起こしてドライバーは死んでしまう。

似た様な話に、「自転車で高速道路を走るサラリーマン」や、「ものすごいスピードでハイハイをする赤ちゃん」などが存在する。

江口寿史の漫画『すすめ!!パイレーツ』でも、耕運機と並走する走るばーさんというのが出てくる。

また、磯野貴理子が行列のできる法律相談所内で「ターボじいさん」と「ホッピングばあさん」の話をした事があったが、日頃の言動からか誰にも信じてもらえず、ネタ扱いされて終わった。

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