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ゲーム概要

本来のシューティングゲームと言ったら
相手に発砲される前に、或いは接近される前に
こっちが攻撃しないとダメージを受けるシステムに
なっていたけど、今作は完全にそれらから
独立しちゃっている。
本作ではなんと、自分が隠れながら
相手の隙をついて攻撃すると言う
まさに現実的な銃撃戦を想定したゲームになっているんだよ。
だけど隠れられるから敵だって一斉攻撃してくるよ。
また、敵の攻撃も初代ながら実に多彩。
単なる銃の発砲は勿論、
直接殴りかかってきたり手榴弾投げてきたり、
また、凄い場合、人間とは思えない跳躍力と素早さで
斬りかかってくる爪兵だっている。
今回の敵は恐ろしい奴らが揃っている。

敵の紹介

青兵

一番数の多い事実上のザコである。
命中率も極めて低いから後回しにしても
いいような連中が揃っている。
何気に至近距離から発砲しても全く
当たらないのは秘密だ。
だけど逆に言えば命中率が低いだけで
いつ、どこで、どんな時に命中するか
分からないのでそれが最も怖い。
だから酷い時には連続して命中される事も・・・。
でも腹立てないでね。

隊長兵

茶色い戦闘服を着たそのまんまの隊長。
命中率は青兵より若干高いとされるので
青兵より優先して倒しておこう。
それ以外は別に青兵と大して変わらない。

赤兵

プレイヤーを殺害する為に訓練された
危険な刃である。
最初の弾はいかなる理由があっても
絶対に命中するので最初の弾を撃たれる前に
始末するか、逆に合間を塗って射殺してあげよう。
初心者にとっては最大の敵となるけど
実はこいつらは撃つ場所が決まっているので
それさえ覚えればもう殆ど怖くは無い。
でも優先して倒すのは忘れないでね。
後から撃ってくる弾も結構命中率高いから。

でももっと怖いのはいつ命中させてくるか
分からない青兵だけどね。

黄兵

こいつらは単なる臆病者とも、現場の監視人とも思われる。
奴らを始末すると次のゾーンに行く際に
加算されるタイムがボーナスとして加算されるので
余裕があったらちゃんと始末してあげよう。
でも無理して狙い過ぎて時間かけたら
全くの無意味になる事も絶対に忘れるなよ。

衛兵

大型の盾で自分を守りながら発砲してくる青兵士。
だけどこいつらはヘルメットのような物を被ってる。
発砲している間は半身以上曝け出してるので
その時に狙うとやりやすい。
でも完全に隠れてるつもりでも結構体はみ出てるから
そこを狙っても倒せるよ。

マシンガン兵

緑色の戦闘服を着た兵士。
大型のマシンガンでプレイヤーを
蜂の巣にしようと企む怖いお方だ。
でも両手持ちの大型マシンガンだから
真っ先にプレイヤーに弾が飛んでくる事は少ない。
地面を伝ってこっちに来る事が殆どだ。
でも優先して倒さないと容赦無く
命中弾がやってくるからね。
酷い時には数秒隠れっぱなしにさせられる事もある。

バズーカ兵

オレンジの戦闘服を着た兵士。何気にモヒカン。
大型のバズーカで武装してプレイヤーを
木っ端微塵にしようと考えている。
何気に命中率が高いのでほっとくと
後で泣く事になるよ。
でも着弾するまでの時間は微妙に長い。
でもやっぱり優先して倒したい危険な奴だ。
また、こいつらは気が狂ったのか、それとも
自分だけ死ぬのは嫌なのかは分からんだが、
死ぬ際にバズーカを適当に発射して
味方を巻き込もうとする腹黒い奴もいるので
そう言う嫌らしい考えを持っている奴は
遠慮無く倒してあげよう。
その方がこっちにとっても好都合って奴だからね。

手榴弾兵

黄色いタンクトップのような物を着用した兵士。
奴の手榴弾の遠投技術は天下一品と言った所。
手榴弾が飛んできたら必ず隠れよう。
じゃないと顔面爆破が起こるから。
所謂ダメージって奴だよ。
だから優先して倒したい。
何でもかんでも優先優先って書いてるけど
誰を優先にしたらいいかは後で書くから。

格闘兵

黄色いタンクトップを着た筋肉質な兵士。
鉄パイプで武装しており、
突然目の前に迫ってきて殴りかかってくる。
出てくる場所は必ず至近距離から。
遠方から徐々に近づいてきて殴りかかってくる
訳じゃないので咄嗟の判断をしよう。
しつこく殴り続ける奴もいるので早急にね。
でも逃げる奴もいる。

新鋭隊員

白い戦闘服を着た最も強い連中。
武器の技術も多彩で拳銃の扱いや
手榴弾の遠投テクニック、そして鉄パイプや
マシンガン、投げナイフまで扱えるまさにエリート兵士だ。
シェルード戦と最終ステージに登場する。
ザコ敵の中でも最強の部類に入る連中。
病院のスタッフにも見えるのは気のせいだろうか・・・。

ムササビ

灰色の戦闘服にレンズのついたマスクを装着した
皮膚が見える部分が全く無いスポーツマン。
右手に装着された異常な大きさの爪で
引っ掻いてくる強敵。
攻撃手段は接近攻撃しか無いが、
格闘兵と違うのは最初は遠方から
現れてから超人的な跳躍力で接近してきて
攻撃してくる点にある。
赤兵と同じく爪兵の伝統もここから現れたって言っても
過言では無いが、何故か4では
爪兵らしき敵は存在しなくなっている。
たかが接近だと思って無礼てると酷い目に遭うよ。
それから奴らは無謀なのか無茶なのか分からんが、
後ろで敵達が発砲している目の前に現れる事が多い。
背後から飛んでくる弾はすり抜けるけど
それにしても危ない奴らだ・・・。
ちょっと考えて欲しいね。

因みに3の爪兵と違ってこいつらは
倒さない限り延々と出てきて攻撃してくる。

変であり、無謀な動きの敵兵達

やっぱり初代だけあって明らかに非現実的な
行動に入る敵も多く登場している。
どう言う訳か分からんが、発砲している敵兵の
前に堂々と出てくる奴もいるが、
そいつらは後ろから誤射されても
いいんだろうか?
弾はすり抜けてるけど現実だったら既に・・・。

そして、ただの兵士のくせにたまに凄い
ジャンプで足場移動する奴がいるが、
爪兵でも無いのになんであれだけの跳躍力が・・・。
まあいいけど。

一歩間違えればクソゲーに・・・

ニュータイプのシューティングと言う設定は良かったが、
実はこの作品は非常に怖いんだよね。
何故かと言うと、敵の命中弾が表示されない・・・。
2以降は赤いマズルフラッシュが表示されるから
それを見てかわせるけど
今作の場合は命中するまで何が命中弾か分からん。
だからダメージを食らわないようにするには
兎に角さっさと敵を始末する事に限るのだった。
赤兵は最初に倒せば何とかなるが、
それ以外はもうどうしようもない。

そして、アーケードゲームに付き物の時間制限だが、
なんかやたらと短い。
兎に角短い。特に最終ステージとなると
もう隠れっぱなしなんてやってる余裕は無くなる。
ただでさえいつ命中弾飛んでくるか分からんってのに
このプレッシャーは凄過ぎる。

2以降は命中弾はマズルフラッシュが表示されるし、
制限時間も各エリア毎に40秒と固定されるようになったので
この改善点は超正解だったと思う。
いきなり敵から攻撃されてどんどんライフ持ってかれたら
なんかストレス溜まってくるからね。
一斉攻撃なんかされたらもう誰から
先に倒せばいいかも分からんだし、
かといって余りにも安全第一で隠れながら
攻撃してたら最後まで時間が間に合わなくなる。
初代の失敗を乗り越えて現在に至るって訳か・・・。

効果音について

このゲームは当たり前のようだけど銃撃戦である。
銃撃のシーンでは当たり前だけど弾が飛んでくる
効果音ってのがあるんだけどその効果音ってのが
ちょっとくせがある音で一度聴くと悪い意味で
癖になりそうである。
何故なら、ポップコーンがはじけるような音が
鳴り響くからである。
これはなんか妙だ・・・。
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