Fascination N−D−File
恐怖の館

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ある夫婦はアジアのとある国へ旅行をしていた。子供はいないが、非常に可愛がっている愛犬が一匹。この時の旅行でも一緒だった。到着した日の夜に有名なレストランに入った。メニューを渡されるが、その国の言葉をあまり理解出来ず、詳しく内容を知る事は出来なかった。夫婦はボディーラングエッジを使って美味しい料理を出してもらうように頼み込む。

出された料理はとても美味しく、2人は感心。会計を済ませる夫婦だが、最初に預けた愛犬を返してもらうように店員に頼む。しかし、店員は困惑。その後、言い合いが続くが、この国の言語の理解力に乏しい夫婦が真面目に聞き取れるはずが無かった。店員が身振り手振りで説明を行うと、夫婦は真実を知った。

愛犬があの時の美味しい料理に出されていたのだった。
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