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ニュースでも話題となっている世界史の単位不足の真実。

現在は社会科と言う言葉は使われない。
地歴公民と言うようだ。
いつから社会から地歴公民へなったかと言うと
大体社会科の学校の先生で大体三十路辺りだと言う。
これを境に地歴公民へと変わると言う。

俺の高校には9人の社会化の先生がいるが、
その中で1人だけ地歴公民科の先生がいる。
その1人の先生は地歴公民ではあるが、
地歴科か公民科のどっちかで採用されるようだ。
その先生は公民科で採用されている為に
地歴は教えられないと言う。
先生が教えようと思えば教えられるのだが、
教えてはいけないと言うのが文部科学省の規則らしい。
逆に地歴科で採用された先生は
公民は教えてはならないと言う。

残りの8人の先生は社会科で採用されている為に
地歴も公民も教える必要があると言う。
現在の俺の担当の先生は教員生活は後16年くらいだが、
歳を取っていった先生はそれ以外の科目をやる必要があるようだ。
例えば担当の先生が転勤した際に
その学校が若い先生だらけの場合で
皆が地歴である場合は公民を教える人がいない為に
先生が公民を教える必要になる。

後にどうなるかと言うと公民・地歴の先生となるようだ。
これは大体30歳代、或いは30歳未満に当たると言う。

2003年度からは学習指導要路が変わって
地歴の中で世界史を必ず取る必要があると
文部科学省が決めたと言う。
世界史+1となっている。
「+1」の意味はなんでもいいと言う意味である。
例えば世界史と日本史、世界史と政治経済のように
世界史が入っていれば後は何でもいいと言う事である。

公民の中では現代社会か政治経済と倫理だと言う。
これが文部科学省で言う条件のようだ。
その為、俺達が1年生の時には現代社会をやっている。
公民の分野は1年生の時にクリアしていると言う。
地歴の分野では2年生の時に世界史を取っているので
地歴でもクリアとなっている。
そして「+1」を日本史で取っている。
その為に俺の高校は問題は無いとされている。

現在ニュースで取り上げられている高校にあった問題は
世界史をやらないで受験に使用される教科を優先して
やっていたようだ。例えば日本史・日本史、
地理・地理等、受験科目に絞って社会科の勉強を
取らせた為にあのような事態が起こったようだ。
ニュースで出ていた熊本県の高校でも言ってた通り
普通であれば皆受けていると思われていたのに
高校2年生の時に受験には関係無いと言う理由で
やらなかったと言われている。

例えば新学校の場合は世界史は受験に関係無いと言う理由で
日本史を取って更に日本史を取って選択でも
日本史を取れば黙ってても1週間で9時間ぐらい
使う事になる。
これだけ勉強していれば日本史対策は問題無くなる。
教科書だって楽勝に全部終われるので
徹底して勉強出来る。

本校を含めて文部科学省の教育を当てにしていたのは
世界史で受験取らないのに2年生の時に
4時間の世界史を日本史の時間に当ててくれたらどうだろうか。
きっと日本史で受験する者は思うだろう。
120時間の時間を自分の受験に関係無い事を
するよりは大学に関係する教科だけさせてもらえれば良いと
新学校は思っていると言う。
親からの期待、地域からの期待があって
止むを得ずやってしまったと言う。
東西南北全てだと言う。

だが、ニュースで出ていた熊本の高校では
3年生は毎日7時間の授業と受験対策の1時間あると言う。
実際は8時間あると言う。
帰る時間は19時辺りになるらしい。
もう学校では無いと言う声も上がっていた。
だからそうならない為にはこう言う物を削って
6時間にしてしまう必要がある。

センター試験を受ける者は学校だけの勉強では
足りないと言う。
センター試験に受かる為には先生と
マンツーマンで行く必要があるようだ。

また、必修科目は昔から世界史では無かったようだ。
準に世界史−現代社会−日本史−地理−政治経済。
前回しにされていると言う。
それは文部科学省が決めたと言われている。

実は俺の高校でも必修科目が現代社会だった頃に
危ない橋を渡った事があるらしい。
結論はOKだから問題は無いらしい。
現代社会をやらなければいけない時に
地理と言う科目を加えて
まず現代社会だけじゃなくて地理もやらなければいけない。
そこでどうしたかと言うと教科書を買う破目になる。
地理も同じである。
実質的には夏休み前までには急いで教科書全部終わったと言う。
生徒の理解には関係無く。
夏休み明けは今度は地理を一生懸命やって
受験対策に間に合わせると言う。
これは2003年前の話だと言う。
だから本校でもやっていってたようだ。
だけど今よりは荒れていたらしい。

コース性と言うのはこのクラスのように理科系のコースは
節になるのは所謂国公立大学に挑めるような内容だと言う。
文2コースでは本来私大の北海学園等に北星学園を目指せる
ような授業内容でやろうと言う事で数学を単位多くしたのが
理系コースだと言う。英語の単位を増やしたのが文系だと言う。
言葉は悪いが就職か専門学校を考えている奴は文1となっている。
これがコース選択の仕組みとなっている。
だけど専門学校の位置付けが今下手だと言う。
短大よりは専門学校の方が就職の近道だと言う。
先生達が子供の頃は行く場所が無い為に
専門学校へ行ったと言う。
だから自分の親も両親も専門学校へ行く際に
短大に行かないかって言ったか言わないかは分からないが
それは自分が子供の時の専門学校の位置付けと
今の専門学校の位置付けは全く違う。

今4年制大学を選ばなければ全員入れると言う。
北海学園入りたいって言ったって受験に合格する必要がある。
それが何故かと言うと皆が入りたいと希望する為である。
どこでもいいから4年制大学に入りたいと。

結論から言うとこれから面接で君の学校は
現在問題になっているカリキュラムについて大丈夫ですかと
言われたら問題無く答えてもいいらしい。
1年の時に現代社会、2年の時に世界史を必修で取ったので
自分の学校はクリアしてますって言えばいいようだ。

それだけ世の中が話題にしている為に
面接の中で知識を試すのでは無くて
ごく一般として話題となるのはこれらしい。
社会科の必修科目について問題は無いかと言われたら
さっきの言い方をすれば問題は無いと言う。

必修漏れなのにも関わらず卒業出来た学校もあったが、
それは今まで気付かなかったのだった。
原因はミスでは無くて学校が世界史をやっているフリして
日本史をやっていたからだと言う。
それが明るみに出たから単位を未修得で卒業させた事になる。
今までそうやって卒業した者がどうしているのかは不明だが、
現在の3年生は前述した通り、7時間目の授業で補ったり
冬休み中に授業したり家庭学習に使ったりしている。
既に卒業してしまった者達についてはどうするかは
現在文部科学省で考えているらしい。

しかも今年だけの問題では無く、何年も前からの話だと言う。
卒業生を呼び出して勉強させる訳にもいかない。
だから文部科学省は必死に考えているらしい。
色々と意見が出ていると言う。
だけど俺の学校ではそんな問題は全く無い。
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