Lucifer Crow

私のプロフィール 小説の心得・1
  • 基本編
  • キャラクターについて
  • 女性キャラについて
  • 最後に
小説の心得・2
  • ストーリーの作り方
  • プロットは必ず考えよう
  • 擬音の使いすぎには注意
  • 主要キャラを幼くし過ぎない
  • 設定ばかり書くと読む気が失せます
  • 冒頭に力を入れて下さい
  • 登場人物の数には気を配ろう 
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【ストーリーの作り方】
  • まずは主要キャラに動機を与えて下さい。
 いくら小説の登場人物とは言え、小説の世界では彼らは生きています。何も目的が無いのにも関わらず、常に命をかけた飛竜との戦いに日々神経を集中させるはずが無いです。ただゲームのようにただ適当に飛竜を倒してそして素材剥ぎ取ってんで次の新しいクエストに赴く……それだけでは確かに戦闘系の小説としては面白味があっても、ストーリーが感じられなければ、読者に感情移入をさせる事は無理です。

 普通人には何かをやるには必ず動機と言うものがあります。他のメディアのアニメとかででも必ずキャラには動機と言うものが組み込まれているはずです。動機が無ければ、どうしてそのキャラは目的を達成したいのかが読者に伝わりません。まずはその動機の例を見てみましょう。
  • 愛情
 これは、悪の組織に狙われている異性を守りたい為に戦う。或いは、兄弟姉妹、或いは家族を守る為に戦う、立ち向かう等です。
  • 友情
 友達と何か目的を達成してそして名声を掴みたい。或いは、共に協力して生き延びる等です。
  • 復讐
 敵対する相手に愛人を殺され、そこから奴に対して仕返しをしてやろうと言うもの。或いは、国を滅ぼされて皆の敵討ちに行く、等。でもそこからは新たな復讐が生まれる為に難しい問題でもあるでしょう。
  • 義務
 仕事上の役割だから、命令されたから特に自分自身では意味を考えず、任務を遂行すると言うもの。でもこれだとどこか面白味の無いような印象を受けますが、それをどう面白くするかがプロの役目ですね。
  • 欲望
 これは主人公の動機にするにはちょっと考え所だと思います。自分の為だけに遂行すると言うのはどうも腹黒い印象が……。金が欲しい、名誉が欲しい、何かを支配したい、等々……。あまり好かれる動機では無いですね。
  • 趣味
 これは好きでやっている、ってものです。ただするのが好きだから、ってのも良いですが、やってどうするの? って聞かれると困るかもしれないです。恐らくはその趣味の中で深い意味を見つけ出すのかもしれません。
  • 正義感
 悪は滅ぼさなければいけない、人々を困らせる存在は許さん! っと言った方が持つ志です。ですが、世界は常に悪と正義に分かれてますが、何が悪かなんて実際、分からないものです。なので、これが文字通り正義になるとは限らないのです。
  • 好奇心
 やや幼い主人公は、大抵首を突っ込みたがり、やってみるが、そこから大きな大問題に発展してしまうって事も珍しくは無いですね。例えば怪しい組織の取引現場を見てしまってそれが面白くなってこそこそ後をつけたが、後にバレてとんでもない事に……。等々、恐らくはここから全ての動機がスタートするって言っても過言では無いかもしれません。
  • 自己防衛
 大抵人と言うのは、例外を除いて自分自身の命が最優先だと思います。命を狙われれば人は必死で自分を死守しますし、最善の方法で自分が助かる方法を見つけ出します。当然、生き延びる為に遠方へと逃亡だってするはずです。これも『好奇心』と同じく、別の動機に結び付く場合が多いです。

【プロットは必ず考えよう】

 プロットとはシナリオの構成が書かれたストーリーのあらすじの事です。

 ストーリーとは前後の関係が非常に重要になる物ですので、これを考えずに適当に小説を書いていては、必ず行き詰まりや矛盾が生じてしまいます。なので、書く場合は未来の事を想定しながら書いていきましょう。

 大体下記の欄を埋めるくらいの意気込みで挑んで頂ければ良いかと思いますが、どうでしょう?

1. 主人公   誰が?
2. 場所   どこで?
3. 目的   何をする?
4. 動機   どうしてする?
5. 悪役   敵対するものは何?
6. 冒頭   どうスタートする?
7. 最後   最終的にはどう終わる?
8. テーマ   何を書きたいのか?
9. タイトル   題名  

【擬音の使いすぎには注意】

 「どか〜ん!」とか、「ばり〜ん!」とか、音を言葉で直接表現するようなやりかたは危険です。安易に使用し過ぎると、小説の質が大幅に下がります。

 どうせならば、小説なのですから、例えば、

「どかーん」では無く、
天が砕け散るような、轟音が響いた、等、小説なのですから文で音も表現してみましょう。

【主要キャラを幼くし過ぎない】

 殆どの場合、小説のメインキャラは10代の少年少女が多い。この社会的に未熟な者達がよく主人公として扱われる理由として、歳の近いキャラならば、感情移入しやすいからでしょう。

 しかし、その幼さも、小説の上ではハンディキャップと化してしまう事もあります。あまり幼いと、恋愛要素は絡めませんし、行動範囲もどうしても狭くなりがちですので、スケールが小さくなりがちになります。

 また、幼いキャラの内面を読み取るのもなかなか難しい事です。理性より感情に従って生きている彼らを書くのは至難の業です。

 ですので、大体15歳ぐらいに設定するのが無難かと。因みに一部、1桁台の主人公なのに、台詞が非常に大人びているって言う作品もありますが……。んで因みにそれも私のネタになってんですが……。

【設定ばかり書くと読む気が失せます】

 設定は小説に於いてはある意味必須とも言える要素ですが、だからと言って長ったらしく書いていると読者は必ず嫌気が差して読む気をがっつりと失せてしまいます。

 読者はストーリーを楽しみに来ているので、設定ばかりを書いてはいけません。設定ばかりを書いても、読者は確実に人名や国名やらを全部覚えられず、途中で疲れて放棄してしまいます。

 こう言った設定は徐々にストーリーの中で明かしていくようにしましょう。

【冒頭に力を入れて下さい】

 小説と言うのは読み始めによって読まれるかどうか変わると言っても過言ではありません。序盤で読者の気を引くような内容を書かなければ、その読者を保持するのは不可能に近いです。

 序盤に設定ばかり長く書くと必ずしんどくなります。これでは気を引くのは無理です。序盤はやはり巨大な大事件や、何か大打撃等、インパクトの強い風景を読者にぶつけてあげて下さい。そうすれば、この後どうなるかと言う大きな期待を持たせる事が出来るのです。

【登場人物の数には気を配ろう】

 登場人物にはそれぞれ個性的な性格を持ち合わせているのは言うまでもありません。ですが、あまりにも数が多すぎるとどうなるでしょうか? 読者は誰だか分からなくなって混乱してしまいます。

 作者はどれだけ多くても自分が生み出したキャラ達なのですから見分け等の区別もばっちり出来ると思いますが、読者は違います。必ずいつかは誰だか分からなくなってしまいます。

 しかも、多すぎればそれだけその分そのキャラ達の描写も書かなければいけなくなるのでそれぞれのキャラの個性が薄いものになってしまう危険もあります。

 ですので、あまりにも多く書くのは止めるべきです。主要メンバーはせいぜい8人程度にしておくのが良いと思います。でも、冒頭で一気に登場人物を出してしまえば確実に混乱しますので、それは駄目です。
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